40年モノのシングル頑固。ストレートな生き下手サリー。
三角山の麓、西高のグランド近くに身を寄せていた1994年
山の手の家で観た 上渋な " Nobody's Fool "。
あのころの気分のまま、サリーが沁み込んだ自分を
スカパーで「ノーバディーズ・フール」を観終わった今、味わった。
肉汁をフレッシュジュースのように閉じ込めた旨い
レストラン香味屋のメンチカツ。
涙腺が切れて溢れ出る涙のようなサリーの雫。
間違いだらけの選択で、桜散る満月の小夜風に撫でられた。
ストロベリーに年はすぎ、すっかり熟してサリーじゃないかい。