2008/06/28

金曜日

07:30昨夜からいっこうに納得いく収まりにならない終えられない仕事にまたまたイライラな朝を迎えると、相方もまたトイレトイレ~と我慢も限界を超して可哀想に催促・督促していたタロ。共にやむなく時間切れで明治神宮前をさくっと手抜き周遊散歩へ。すまん!相棒!と、北参道の交差点通り向こうからにっこり手を振る女性が!同じマンションのお隣さんだ。JAL国際線スッチー嬢が朝タロを見つけて会釈している。隣家ながらお久しぶりの生ご挨拶に徹夜明けの疲れ顔も勝手にゆるむ思わず微笑む気持ちがなごむよ。


09:30タロのシャワー、タロのご飯を済ませてひとしきりニュース、芸能情報を聞き流しながら目覚ましを11時に合わせる間もなく気絶的爆睡。

11:00起床。NTV~TBS~テレ朝~と、チャンネルを変えながらメールチェックにその返信。洋菓子店半蔵門ローザーに予約の電話。いつもながら愛想の悪い慇懃無礼に聞こえる殿様商売な声色の女将とのやりとり。ともかく人気のクッキー缶(中サイズ)3500円は確保。何せこの店、毎日、午前中には品物がなくなる超人気店なのだ。

12:00お昼のNHKニュースを横目にバターロールをかじりながら電話応対、タロのボール遊びに付き合いつつ、雑務整理、部屋の掃除、仕事準備にお出かけ装備。トホホな働く独身中年パパだ。

13:00シャワーを浴びながら今日の予定を確認。自分のシナリオをひとり呟きながらお出かけ身づくろいで気分は仕事モードに盛り上げる。これっ
ていつからなのか?もうすっかり習慣化された癖だ。

14:10マンションを出るやこりゃけっこう湿度のある蒸し暑さだ。さっタクシーを拾い半蔵門へ、いざ出陣!家の前から続く千駄ヶ谷のゆるく蛇行した銀杏並木の道なりな車窓が気もちいい。国立能楽堂、東京体育館、神宮スケート場、国立競技場、神宮球場、絵画館前と、オフィスも住宅もない都会の喧騒がミュートされた深緑の静寂。そしてこのコースのハイライト。もりもりな古木の木漏れ日の中、神宮外苑権田原交差点から迎賓館までの赤坂御用地裏街道のアップ・ダウン、ゆるいカーブ、森のチューブ抜けがもっとも気もちよい極楽街道。まるで都心の軽井沢。


すでにからからスカスカのショーケースには名物クッキーのサンプル缶のみ。この逸話もまた名物。


ローザーのショーケース。この店、ケースに生菓子が並んでいるのを見た事がない。もっとも朝一で出向いた事がないからだが。いつもクッキーのサンプル缶のみ。半年ぶりに来てみたらそのすかすかケースにバイクのミニチュアの数が増すのみだ。どうやら店のせがれ君は東京でもバイク乗りたちには一目置かれるマニア。店も有名だがせがれも有名。仕事する気があるのか~ないのか~ なんとも胡坐な殿様一家だ。

15:00~表参道のアニヴェルセルで待ち合わせの女優 玄覺悠子と合流。今日は彼女のプライベートな名刺をズーズーしくも重鎮もはや国宝級な重要無形文化財浅葉克己氏にちゃっかり気合でお願いしちゃう日なのだ。それにしても日々タロ散歩の道草、買い食いでお世話になっているオープンエアのこのカフェ、見事昼でも夜でも超満席。コーヒー1杯1000円なのにネ。

16:00~ カフェから3分。南青山にある浅葉克己デザイン室へ。実に浅葉さんとはご近所にいながらも10年ぶり。にもかかわらず、いつも会っているかのような気さくな会話にこれまたいつも和まされる。近況を茶飲み四方山話しながら、案の定、浅葉さんがぽつっと、名刺 作りましょうと快諾!またしても生きた国宝にタダ同然のお仕事をさせてしまった。そうなのだ10年前もボランティアな仕事。僕は浅葉さんに正当な報酬を払う仕事を今だ一度も依頼した事がない不届き千番無礼者。ただただ感謝。ひたすら感謝。永遠の若輩者は誠心誠意感謝あるのみ。出世払いと称した永遠に返しようもない借金を増やして、帰りはテンコ盛りに頂いた氏の個展案内状を小脇に抱えての退場。そうそうあのテマヒマかけたクッキーはこの後、多大なご迷惑をかけるであろう秘書様へのささやかなお礼の先物お届け手土産なのでした。

もう15年以上はたつであろう故アルド・ロッシ遺作建築。90年代当時、話題を総なめにした黄金の浅葉事務所。まぁ~浅葉さんは生涯、話題満載、総なめな、これぞクリエーターの金字塔!

17:00浅葉さんのところから住宅街の裏道を200mぐらい行くと行きつけの美容室「エイト&ハーフ」があるのだが、窓から覗きヘアスタイリストの竹が原嬢にアポなし訪問。玄覺悠子の紹介、営業しつつトイレを拝借。若手カメラマン、スタイリスト、デザイナー情報をいただく。

18:00帰途、キラー通り沿いのオンサンデーズのカフェで玄覺と今日のお浚い談義。気がつけば8時閉店。

20:00玄覺はいつもチャリ移動なので駐輪してきた表参道までそぞろ歩きながら馴染みのロータス前にさしかかりご飯会。気がつけばフルスロットルで激飛ばし12時だ。それにしてもロータスはいつも朝まで込んでいる。適所で適価な食堂カフェは若い人にはうってつけなんだろうなぁ~。こちらもワンコOK!タバコOK!シンヤOK!で超重宝だけどメニューにない無理な注文もOK!だしネ。

玄覺の明朝は千葉でロケらしいし、こちらは終わらぬ仕事とお留守番のタロが帰宅を待ってるしで、徒歩徒歩帰宅後、いやもうメールもタイプもめんどうだーと勢い電話でもろもろ相談を受けていた編集者嬢とトーク。何と彼女気分転換に首都高をナイトクルージング中。深夜のお一人様夜食店を捜索中。彼女の私的名刺はパリの
寺田さんにキマリ!と勝手なアイディアをひとしきり喋って電話を切るなりお目覚めは床の上。気持ちよ~く花金の夕べ
は気絶的爆睡で気張りも帳も終えたのでした。やれやれ。

寺田朋子
パリ在住10年のイラストレーター。青学を卒業後、日本で言えば芸大、パリの超難関美術大学を卒業しパリで就職&現在フリーランスで欧州資生堂他、世界で活躍。ちなみに東京のご実家は品川湾岸を支配するあの
寺田倉庫

所属するパリのエージェント
http://www.virginie.fr/
所属する東京のエージェント
http://www.ua-net.com/taiko/japanese/artist/artist_index.html
アソシエーションのサイト
http://www.lassocpiquante.com/

浅葉克己 個展 祈りの痕跡
7月19日(土)~9月23日(火)
赤坂ミッドタウン「21_21 DESIGN SIGHT」
http://www.2121designsight.jp/

2008/06/26

手みやげはトイレットペーパー

機内のトイレで見かけてから気になっていたレノバのカラートイレットペーパーを昨年末、新宿のコンランショップで見つけた。3個セットで2500円もする高価な紙。色と香りに刺激されて今やお尻の友だち。以来この感触、クリスマスもお誕生日もヴァレンタインも彼女へのプレゼントには名脇役と重宝。主役に加えて写真のレッドを小箱に閉じ込めた真紅の薔薇(プリザーブド・フラワー)一輪に添えて贈ってきた。この赤、最近では新たにお会いする女子などに名刺代わりに手土産サプライズ!と大活躍。真っ赤な紙筒をむき出しで「初めまして!」と手渡すと皆一様にその場で「何?これー」と筒を開けだし香りと赤の刺激に歓喜していただけるのが何よりうれしい贈りがいある変化球。そんなわけで、機会あるたびに新宿コンランショップまで出向いては調達していたのだが、先日、ニの橋の交差点を歩いていたらセレブにも24時間営業で有名なドラックストアー城南薬局の軒先に(店外路上に)うず高く積まれているわいるわで仰天!さすがは麻布十番!高価も普通。ちなみにネットで探せば1300円くらいで出てるんだけど。

Renova】 1818年創業のポルトガルでは由緒正しき紙の名門企業。

さて、この赤いトイレットペーパーは今週末も手薬煉引いて待っている。遠来の九州は鹿児島から初めてお目にかかる生粋の鹿児島娘を。笑

彼女はリブ

紆余曲折の交際4年。あきれる超天然。たおれる超メランコリック。
悪女か?魔性の女か?マッドでユニークでファニーな我がEX?
彼女は最近、巷間「女社長 リブ」 と呼ばれている。その発端が今年
の正月ハワイロケで全国デビュ ーした以下TV。もはや僕のアイドル
からみんなのアイドルになっち ゃった。うれしくもまたさびしくも。。。
P.S.モナか?リブか?がまた楽しいのではありますがネ。。。


《注》 動画は音声がありません。

 
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