◆昨夜の総理大臣発表「追加・緊急経済対策」のように、メディアと識者と庶民という名の世間の最大公約数は、いつも口を揃えて「そんなのいらねー」「効果がねぇよー」「ダメ・ムリ・デキナイ」と、何をやっても、何をいっても、クソミソに、ネガティブ大合唱なのが日本なんですがー。不思議な事に、選ばれしアスリートたちを「ダメ・ムリ・デキナイ」と、その世間様が酷評、パッシング、悪風評を浴びせ、怪我、病気、資金難、といった苦難さえ、知恵・技・汗・血に涙を流して乗り越えた果てに、手にした金メダルは当然ながら、たとえメダルに届かなくたって、失敗したって、「夢はかなう」「希望を持ち続けることの大切さを学びましたー」「感動です!」などと、ポジティブの大合唱にゆれるのもまた日本。国家運営だって、あらゆる可能性をダメもとで万策尽くすのが、事態打開の唯一の道なんですけどねー。国民から民主的手続きをへて選ばれし一国のリーダーは、何ゆえ全国民を敵に回さなければならないのか、イジメ大国日本のシンボル?なぜそんなに孤立無援の孤高の存在に貶められるのかなぁー。そう言う減らず口をたたく我々の困難を解決する為に火中の栗を拾う奇特な熱血漢に向かってネ。失敗しても、「もういっちょうガンバレー」「まだまだやれるー」何てエールの一言もかけられない野暮天大国。まぁー、世間の最大公約数の節操のない矛盾には、ほとほと呆れてしまう53年間ですわー。◆さて、そんな今日の歌舞くモンは、見事なエスプリお2つです。ルイ・ヴィトンの「東京ガイド」とティファニーの「携帯電話」。
◆1837年創業の宝飾店 Tiffany & Co. からは1298万円の携帯電話が10台。1854年創業の馬具・旅行鞄店 LOUIS VUITTON からは4200円の東京案内本が、ともに明日、11月1日発売される。ティファニーは価格がいいね。メルセデスクラスを足としている生活者なら1298万は適価だろう。しかも、さり気ないプラチナとダイヤのあしらいが目立たず目立つ20カラットのエスプリだ。ただソフトバンクは、この粋がわからずとみえて、たったの8台(10台中、2台はCF主演の上戸彩と樋口可南子にプレゼントの事で)しか販売しないとはねー なんてダブル野暮なことか。日用品だもの100台でも即完売いけるのに。一方、ルイ・ヴィトンの『ルイ・ヴィトン シティ・ガイド 東京 2009(日本語版)』は、「世界大流行中のTOKYO」のワケを知りえてのセレクションこそがエスプリ。おフランスの真骨頂だ。なのに相変わらずTV、新聞とマスメディアは、意外にもカプセルホテルが選ばれていたり、新宿ゴールデン街から選ばれていたり、と、口をそろえて「あのルイ・ヴィトンが意外にも」を連発し、粋を野暮に語りまくっているけれど。。。◆さて、そろそろ週末の表参タロ散歩がてら、ソフトバンク表参道店を覗いてこよっかなっ。ここにしかないらしいエスプリ携帯をながめにワン♪ワン♪
【おまけだワン♪】
スキ駄モンなエスプリ感なら、こちらをドライブくださいな! 「助手席の悦楽」 を。何でもない白Tにジーンズ。そのポッケにシンプルな1298万円のデコ電って感じっス。
【おまけだワン♪ワン♪】
『TAROのTOKYOガイド』
原宿駅&タロ のどかな原っぱだった証の駅舎
工事中のディオール&タロ 表参らしい工事現場
東京都庁舎&タロ 東京らしいポストモダンのシンボル
ドコモタワー&タロ 東京らしいキッチュなはりぼてNTT
ギャップ本社&タロ 英犬タロはサファリを植民地化
工事中のプラダビル&寝癖顔
イサムノグチの灯りのような「新・日本建築」
代々木公園&タロ 「印象派」の起源は日本よ
それではみなさま。よき3連休をお過ごし下さぁーいだ。ワン♪ワン♪ワン♪
0 件のコメント:
コメントを投稿