人類史上最も巨額を投じるエンターテイメント、究極のライブステージが開幕した。エンタメ産業の頂点ハリウッドがどう頑張っても追い越せない、日本映画史上最高額の映画制作費だってたかだが60臆の爪の垢。所詮オリンピックの前ではハリウッドも「20世紀少年」もウッドストックもフジロックも子供の学芸会だ。使い応えのある巨額の支援を元手にオリンピックを演出し世界の63億を最高視聴率で魅了できる幸運に恵まれたプロデューサーは神か? その神で思い出したが、大統領のスキャンダルをもみ消すためにホワイトハウスに招聘された敏腕 企てモン"ロバート・デニーロ"がハリウッド一の豪腕 映画プロデューサー"ダスティン・ホフマン"を雇ってCGを駆使したバーチャル戦争をでっち上げ、世界のメディアを操作し世界の世論を欺くと言ったブラックな映画「Wag the Dog」1997があった。劇中、見事にメディア操作が成功し世界史を嘘で塗り替えた映画プロデューサー"ダスティン・ホフマン"は、これは誰も成しえないアカデミー賞総なめの金字塔だ!と歓喜し得意満面に「我が映画人生で映画史に残る最高傑作を創れた」と悦に入るも、皮肉な話、決して俺の仕事だと公言できない、誰にも知られる事のない歴史に埋もれるその偉業?を悲しむのだ。「戦争」さえも人類最大のエンターテイメントとして商業化し演出し操る米ならではの落ちなのだが。実は裏方の悦どころとしてはその気持ちがよーく分かるだけに怖い。
FSX、CGなどなかった実写映画全盛期の金字塔「ベンハー」1959も、「アラビアのロレンス」1962も、「クレオパトラ」1963もかなわない一大スペクタクル。巨額を投じたCGだらけの今の映画とはリアルな人力の迫力が比べ物にならない。
その国家が威信をかけて国費を投じるオリンピックと言うスーパーイベントを超えるために、唯一残された最終秘密兵器、それは世界3大宗教の指導者が呼びかけて「世界宗教博覧会」でもやらない限りありえない。もし人類の平和を呼びかけるこのイベントが実現したら、いったいどれほどの経済波及効果が見込めるのかまじめにシンクタンクの試算を聞きたいものだ。運良く招致できた国には建築家冥利に尽きる歴史的建造物、つまりピラミッドのような未来永劫の世界遺産!遺跡創造のチャンスも当たる。正直、当りたぁ~い♪ し 演出したぁ~い♪ が もう時間が足りなぁ~い♪ このイベントが凄いのは国費(血税)を使わなくても、歴史の瞬きにも満たない100年の石油で稼いだ成金たちのお金よりも、もちろん人類史上最も個人で稼いだIT革命の丁子、ビル・ゲイツの個人資産よりも潤沢な宗教団体の資金だけで全てがまかなえるというところにある。全ての運営から、場合によっちゃ警備だって規律正しい信仰者たちのボランティアだけで成り立ってしまうだろう。あらゆる人の幸福を願う宗教だものいともたやすく実現してしかるべきだが、所詮、人間の発明品。今もってテロまで煽って3000年来の宗教戦争を仕切るといった本末転倒の人間らしさに呆れるが。ま、そんな妄想余談はさて置き、北京オリンピックの開会式は見事だった。テンコ盛りで長すぎるきらいはあるし、中国5000年の有史がいかに人類文化の発明発展に寄与したかを世界に誇示し、自国に鼓舞しの、し過ぎ過ぎは否めないし、無尽蔵に国費をかけられたという特殊なイベントだけれど、その全てを差し引いても2つの点で圧巻!驚愕!素晴らしいの一言だ。地球上での地理的位置、国土の大きさ、自然環境が、いかに積み重ねられたその国の歴史とその営みの所産「文化」に反映される事なのか。「悠久」という時間の長さ、「雄大」と言う国土の広さ、「優美」と言う自然の多様さが文化文明に果す役割をあらためて思い知らされた。そしてそれまで自分たちが世界の中心と信じてきた略奪の欧州人たちにとって食い荒らした中国大陸の果ての先、文字通り極東の未知の国「黄金のジパング」が19世紀末以来今日まで、世界が好奇に注目する希有な進化を遂げた「人類文化史のガラパゴス」で、その日本のルーツこそが、かの中国大陸そのものだった事を。やっぱりご先祖様は半端じゃなく凄い!黄河、万里の長城、シルクロードが印すとおり「大自然」「大人造」「大交感」そのものだ。
その国家が威信をかけて国費を投じるオリンピックと言うスーパーイベントを超えるために、唯一残された最終秘密兵器、それは世界3大宗教の指導者が呼びかけて「世界宗教博覧会」でもやらない限りありえない。もし人類の平和を呼びかけるこのイベントが実現したら、いったいどれほどの経済波及効果が見込めるのかまじめにシンクタンクの試算を聞きたいものだ。運良く招致できた国には建築家冥利に尽きる歴史的建造物、つまりピラミッドのような未来永劫の世界遺産!遺跡創造のチャンスも当たる。正直、当りたぁ~い♪ し 演出したぁ~い♪ が もう時間が足りなぁ~い♪ このイベントが凄いのは国費(血税)を使わなくても、歴史の瞬きにも満たない100年の石油で稼いだ成金たちのお金よりも、もちろん人類史上最も個人で稼いだIT革命の丁子、ビル・ゲイツの個人資産よりも潤沢な宗教団体の資金だけで全てがまかなえるというところにある。全ての運営から、場合によっちゃ警備だって規律正しい信仰者たちのボランティアだけで成り立ってしまうだろう。あらゆる人の幸福を願う宗教だものいともたやすく実現してしかるべきだが、所詮、人間の発明品。今もってテロまで煽って3000年来の宗教戦争を仕切るといった本末転倒の人間らしさに呆れるが。ま、そんな妄想余談はさて置き、北京オリンピックの開会式は見事だった。テンコ盛りで長すぎるきらいはあるし、中国5000年の有史がいかに人類文化の発明発展に寄与したかを世界に誇示し、自国に鼓舞しの、し過ぎ過ぎは否めないし、無尽蔵に国費をかけられたという特殊なイベントだけれど、その全てを差し引いても2つの点で圧巻!驚愕!素晴らしいの一言だ。地球上での地理的位置、国土の大きさ、自然環境が、いかに積み重ねられたその国の歴史とその営みの所産「文化」に反映される事なのか。「悠久」という時間の長さ、「雄大」と言う国土の広さ、「優美」と言う自然の多様さが文化文明に果す役割をあらためて思い知らされた。そしてそれまで自分たちが世界の中心と信じてきた略奪の欧州人たちにとって食い荒らした中国大陸の果ての先、文字通り極東の未知の国「黄金のジパング」が19世紀末以来今日まで、世界が好奇に注目する希有な進化を遂げた「人類文化史のガラパゴス」で、その日本のルーツこそが、かの中国大陸そのものだった事を。やっぱりご先祖様は半端じゃなく凄い!黄河、万里の長城、シルクロードが印すとおり「大自然」「大人造」「大交感」そのものだ。
漢字の発明、紙の発明、印刷の発明を明快な巻物に象徴させてストーリーは紡がれ続け、羅針盤で未来を示唆するスペクタクルの連続は圧巻。こりゃ、石原都知事も気合入るだろうし道は険しいだろうなぁ~と憂いてしまう。「文化のガラパゴス」を理解できる知恵者が側近にいそうもないからね。何せドイツは首相のトップセールスで2015年から始まる新産業革命のシンボル、メルセデスに始まり、VW、アウディーと、世界の5割を占める自動車産業が全く石油を使わないCO2を排出しない未来世紀「電気自動車」を売り込み、フランスの大統領は(一応)クリーンエネルギーとされるアレヴァ社の「原発」の売込みに成功した中国の後だけに。それは、急成長のお陰で世界で一番CO2垂れ流しの国と非難されている中国だが、皮肉な事に急成長ゆえ、まるでオセロゲームのごとく形振りかまわない人の強欲が電気な高級車メルセデスを競って乗り回し、世界で一番早く中国を環境問題先進国にしてしまうからだ。その1年後が東京オリンピックとは(決定を前提に)。いやいやそれ以前に、上海万博日本館のテーマにある「Jな感覚」何て流行語を暢気に使っている場合じゃない。まるでスピード社のレーザーレーサーのニの前。こんな現状では致命的な遅れを取ってしまいそうだ。国土と人口と人の強欲のパワーは本当に凄いのだから。
わかっているようでわかっちゃいない石原都知事と安藤忠雄にはもう任せて置けない2016東京オリンピック。またまたお節介な私的プロジェクト開始しちゃおうかなっ。さて、そんな歴史的大局観から現実に戻って、昨日は言いだしっぺ堺屋太一氏の言葉を借りれば日本の文化「女子プロレス」をいかに再生させるかの私的プロジェクト第2回目の勉強会を兼ねた追悼記念試合と打ち上げ会が後楽園ホールであった。試合はレアファンたちの声援、野次、掛け声がイイ感じでリング上のレスラー達と掛け合ってプロらしく激しい見せ場の連続。ファンならずとも見ごたえはあった。が、毎日オリンピックを見ている企て人としてはどうしてもついつい辛口になってしまう。道は険しく遠いかなぁー。
場内の照明と旧式のデジカメのせいで肝心のリングが写せない。
今回は企画メモが刺激したのか、言いだしっぺの堺屋太一氏もちょっとエンジンがかかっちゃたみたいで、リングサイドにはタイミングの合ったアオキホールディングス社長 青木擴憲氏、ニトリ社長 似鳥昭雄氏、ドトールコーヒー社長 鳥羽豊氏、ヒューマックス会長 林瑞祥氏ら4人の経済人を招きこんでいた。さらに堺屋氏の知恵の右腕、上海万博日本産業館の素敵な事務局長 松岡さんも心臓外科医の名医 寺田院長、NTVのズームインやウルトラアメリカ縦断クイズなどの長寿番組でお馴染の構成作家吉田さん、上海万博の建築プロデューサー寺崎さんと、なかなかキャラがたったお三方を招いていた。中でも一番愉快だったのは心臓外科医の寺田院長と応援団の華、女子プロゴルファーのさくらちゃん。まぁ~このふたりは飲むは飲むは飲めるは飲めるはお酒。OZにはポリスというリング外の名悪役がいるが、次回からはドクター寺田という迷惑役でリングに登場しそうなノリノリ先生だ。
試合後は女子プロレス界最強の支援者、堺屋太一氏の一声で打ち上げのゴングは鳴る。堺屋氏の左隣がOZ代表尾崎魔弓、右隣から上海万博日本館の建築プロデューサー寺崎さん、事務局長の松岡さん、売れっ子構成作家吉田さん、心臓の名医 寺田院長、不動産王 西原さん、腰の低いヒューマックスの名幹事役 工藤さん、日中の政界、財界をつなぐ不思議フィクサー、ラストエンペラーの末裔 会澤さん。奥のテーブルは新宿2丁目大応援団。写真には写っていないが手前のテーブルにアジャコングをはじめとしたOZレスラー軍団が。
始まりは余裕の横嶺さくらちゃん。先輩たちにお疲れさまのお酌回り。
そこはレスラー、宴もたけなわ架橋に入ると。OZ集合の図。
レスラーと2丁目さんたちはおおはしゃぎ。さくら酔いつぶれてグロッキー。
大騒ぎの締めくくり三本〆でやっと起床のさくら。
いとこの坊やと無事帰宅できたのか。
こうしてお盆休みに入り始め道路も都心も空いている東京の日曜日は暮れたのでした。それにしても日中、後楽園まで走った新宿通り、外堀通りは休日なのにスカスカでお正月以来、年に2度の空いてる東京が清々しい。しかし、いつもの事とは言え、縁は異なもので、何故か僕は女子プロレスに首を突っ込んでいる。その道のりは遠いけど。
帰途、見上げれば水道橋駅前のネオンサインも帰省で空いてる後楽園同様、月夜に涼しげ。ガンバレ!日本企業!
P.S. オカダ節@大声
今、タバコを買いに行ったコンビニで目に付いたカーサ・ブルータスに今度は物申したいが、最新号の「環境」特集に呆れてしまった。相も変らずカタチだけに囚われた狭眼で業の強い過去的な、もはや老害お爺ちゃん建築家(ただし藤森さんは除く)を先生に招いてファッション化した言葉だけのエコ特集とはガッカリだ。たった200人の小企業が歴史を変えたスピード社ではないが、若き編集者たち自身で世界の英知と組んで最新の未来計画を調査したらいかがだろう?編集部の優秀な諸兄よ!少なくとも80年代までの「ブルータス」なら先輩諸氏たちは、時の権威におこがましくも未来を独自に発案し次代を紙面で提言していたと思う。コンビニからの帰途ちょっと考えただけでも人が集中して集まるところが一番エネルギーを必要としているのだから、そのひと数を活かして、例えば、一日の乗降客が世界一の新宿駅など、駅や車道に歩道と、人が歩けば歩くだけ、車が通れば通るだけ電力が発電される「振動圧力発電」とか。首都を象徴する高層ビル街なら不快なビル風を逆手に取って都心の「風力発電」を創意工夫し、そのビルの発電はおろか排気・吸気・換気・冷風をまかなったり。もはや亜熱帯を通り越して熱帯化した東京の路面からの高熱を利用して「地熱発電」したり。タコ足配線のように張り巡らされた過密電車都市ならではで、電車が通れば通るほど発電できる。まるで禅問答のような「自己発電車」も東京のようなメガロポリスならではなはずだ。さらに人の数だけ下水の水量も潤沢にあるのだから「下水力発電」や水車の原理で「下水車」駆動のエスカレーターがあったりと、リサイクルもその過程だって活用できるかもしれない。そもそも「人類文化のガラパゴス」Jカルチャーの真髄とは「ミニマル」「ヘルシー」「エコロジカル」で可愛いい緻密なんだから。メルセデスは7年後にはCO2を出さない自動車を世に出すんだよー。あと8年しかないけれど東京オリンピックまでには間に合うかもだよ!「桶の思想」と「盆栽の思惟」をもってすれば。爽やかな宮崎あおいちゃんのオスロの旅は大歓迎だけど。(笑)
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