2008/08/15

「靖国」と「コミケ」ふたつの参拝

年々戦没者の御霊を慰霊に詣でる参拝者は減り続けるのか。
終戦の日の靖国神社

8月15日。今日は今年最高の気温を記録しそうな35度越えの猛暑日な東京。63回目の終戦記念日だ。例年なら国会議員の「
靖国参拝問題」と熱闘甲子園「高校野球」がニュースの2本柱だろう。それにお決まりな「お盆休み」ネタ、猛暑なお天気情報と混雑する帰省情報が添えられて。しかし今年は新世紀を象徴する88888北京オリンピックの渦中。連日、戦後生まれもすでに平成生まれがメダルを取る時代のニュースと今日開幕のコスプレでもお馴染の「コミケ」(お正月と終戦記念日の年2回、東京ビックサイトで開催する世界最大の同人誌コミックマーケット)に取って変られた。310万人の御霊を慰霊する追悼式典に参列する遺族もすでにその半数が70歳以上の高齢者。この猛暑日に3時間も炎天下で並ぶ団塊ジュニア以降の55万人を越えるコミケファンには「終戦記念日」も「靖国神社」も何のことやら知るよしもないだろう。良くも悪くも時代は移り世代は変り、もはや「お盆」も「終戦」も存在しない。

猛暑日の中、東京ビックサイトに3時間待ちでも並ぶコミケファン。
世界から3日間で50万人を越えるファンがコミケに詣でる。

戦後63年間、唯一成長しないマスコミだけが時代錯誤した過去の亡霊のようなジャーナリズム論を御旗に、相も変らず参拝するのか?しないのか?と、国会議員に二者択一の同じ問いを繰り返し国際問題化を煽り続けているけれど。涼しいオタクでは、大画面の薄型テレビでデジタル&ハイビジョン放送される北京オリンピックを観戦する人と暑いオソトでは、新世代携帯電話を片手に中継しながらコミケ会場に参列する人。これが世界が好奇に注目する今の日本、TOKYOだ。世界のシブヤでは、その「
TOKYO!」が封切られて。。。

3人の外国人映画監督が東京を舞台に描く「TOKYO!

ともかく、総理も議員も毎日、出勤する前に必ず靖国に参拝してはいかがだろうか?そうすれば、公人か?私人か?参拝か?否か?何てアホなマスコミの問いも意味を失い、世界の見方も変るのでは? 「靖国で会おう」と最後の言葉を交わし戦争で犠牲になった若き先人のお陰で、涼しいオリンピックに暑いコミケを享受できている後輩世代としては、先の大戦で犠牲になった方々を毎日、毎日、毎日、慰霊し続けてしかるべきだろうに。普通に神社に参拝するように。63年経って、「お盆」も「靖国」も、その「言葉」も「意味」も知らない世代の時代なのだから。もういい加減、普通に冷静に毎日が慰霊と感謝でありたいものだ。 さて、そろそろ日も傾いたのでタロ散歩に出かけるとしますか。"ジャケット・レスリング" 何て呼ばれる「JUDO」なんかじゃない、これぞ本家のお家芸 "柔をよく剛を制する" 柔らの道「柔道」を応援しなきゃならないしネ。(笑) そうそう今宵は十五夜、満月ですよー。野生の「
リブ」も燃えに萌える。。。(笑)

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