2008/07/19

満月もうだる熱帯夜の巨匠と一服エロ談義


圧巻!言葉を失う深さと広さ。と感想を吐いてみると変な言い方である事に戸惑う。そりゃそうだ。猿と人を分かつ起源は文字と言葉。日本のグラフィックデザイン界で彼ほど線と言葉を突き詰めた文字を探検し続けているデザイナーはいない。その文字の作品群を見て言葉を失うとはね。雨上がりで異常に蒸し暑い東京ミッドタウンのむせ返る芝生の先の「21-21 DESIGN SITE」で明日、7月19日(土)から9月23日(祝)まで開催される浅葉克己祈りの痕跡。展」オープニングパーティーにガッツな女優玄覺悠子と出かけてきた。過去ブログにもあるとおり、今イチオシの女優 玄覺悠子の私的な名刺をお願いし、なおかつ堺屋太一氏の特命を受けて企てている世界に類例のない日本固有の文化「女子プロレス」再生プロジェクトの知恵袋を浅葉さんにお願いしている手前、くだんの「大吉慶祝」2本入りを祝いに持参しの御礼とご挨拶でもあったのだが。


僕は過去さまざまなアーティストの個展オープニング会場に出向いてきたけれど、およそ1000人を越す多彩な顔ぶれが集結した個展を経験した事がない。作品の精度と総量に圧巻!絶句!来客の数と幅に圧巻!絶句!さすがは駆け出しのデザイナー時代から地球を舞台に最前線を誰よりも縦横無尽に駆け抜けてきたもはや重鎮、巨匠ならではだ。ニューオータニでの選挙資金集めの政界パーティーだって1000人規模は首相候補者クラスだ。まるでちょっとした商業ビルの開業セレモニーのごとくの華やかな賑わいなのだから。これがいちアーティストの個展オープニングなのだ。だから知り合いにも多数で会った。楠田枝里子さん、安藤和津さん、榎本了壱さん(アタマトテインターナショナル)、そして田中一光さん亡き後、日本のグラフィックデザイン界の最重鎮 仲條正義さん。もうお世話になりっぱなし不義理にしっぱなしの方々でアタマ下げっぱなし。ともかく圧巻!会期が長いのでじっくりゆっくり空いていそうなころあいを見計らって行かれる事をお薦めします。グラフィックデザインがコンピューター時代に入って15年くらいか、もはやmacをいじれば誰でもデザイナーに見えるその気になれる時代。そんな中、未だに1mmにフリーハンドで12本の線が書ける68歳。糸井重里にして今時こんなヤツはいないと言わせる線と文字の職人。重要無形文化財の仕事を。グラフィックデザインの真髄を堪能されたしです。奥深く広大な宇宙を。あの広い空間が狭く感じる個展です。


満月が熱帯夜にうだり、とろんとけだるそうなぼやけたその明りの下、巨大なギャラリーに入りきれない鈴なりな来客たちが入り口でシャンパンを片手に談笑する。人気DJが音と映像を回しトランスさせるわけでも、ハリウッドの外タレ来日会場でもないのにまるで真夏の夜のレイブだ。


朝から新聞、雑誌、TVと分刻みにさまざまなメディアの取材を受け、夕方からは1000人もの来客と挨拶を交わし、もういいだけ飲んだ赤ら顔の浅葉さんが会場からひっこり薄暗がりの建物の裏に逃げ出しタバコを一服。僕も連れタバコをしながら玄覺と浅葉さんのエロ談義でひと息のお供を。写真はまさにエロジジイとゲンカクのツーショット。暗がりでよく撮れたもんだ。タバコ2本の気休め後、浅葉さんは再び1000人が待つステージへ。僕らは熱波を引きづり六本木の「ハバナカフェ」で夕食を取り、けだるそうな満月が照らす夜道を歩き青山のハワイ島「ムームーカフェ」でしばしクールダウン。結局、原宿まで歩きの帰宅。梅雨明け前夜の帳はおりたのでした。ふぅーーー。暑い熱い一日でしたぁー。

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