先週、札幌の友人に案内されて驚いたのは「SAPPOROショートフェスト」なる短編映画際が今年で4回目だという。時重なるように、先週末から鳩山総理夫妻もオープニングに登場しての第22回「東京国際映画祭」が始まった。カンヌ、ベルリン、ベネチアと3大映画祭に始って、日本国内も含めて、一体全体、世界にはいくつの映画祭があるのだろう?ひょっとして毎日どこかで映画祭が行なわれているんじゃないかと思いたくなるほど、昨今は「国際映画祭」という言葉を耳にする。そもそも映画祭は、映画産業界の商売・宣伝の場であると同時に、オリンピックじゃないが、村おこし町おこしの経済効果狙いでもあるのだろうから、映画という映像娯楽(エンターテイメント)とは、つくづく68億の人間にとって影響力、訴求力、宣伝力のある魅力的国際商品なんだなぁーと改めて感心する。
オリンピックが世界最大のイベント「興行王」なら、映画は世界最高のアドバタイジング「宣伝王」だ。だから、東京オリンピック招致委員会も、ロンドンの広告代理店などに高額なギャラなんて払わずに、招致宣言した4年前に、日本のアニメ王「宮崎駿」による、地球環境を尊び世界平和を成就させる未来都市像を語る美しい物語のアニメを製作して、世界にリリースしておけば、映画ビジネスの宣伝セオリーに沿って勝手に東京オリンピックの招致宣伝活動が出来たのに。そうすれば、例え招致に失敗しても世界商品として元を取って、さらに永続的に儲かるし、東京&日本の宣伝もし続けられる。招致活動の前半、立ち上げはセンセーショナルに「宮崎アニメ」を世界にリリースして、中盤の追い込みからは「村上隆の超未来アニメ」を投入してサプライズすれば、ジャパンファンタジーとジャパンクールの最強ダグで、世界を忘れることの出来ないドリームアニメで魅了し席巻できたのにネ。
3本立てで大儲けの「20世紀少年」でさえ制作費は60億だよ。日本が誇る世界の宮崎&村上コンビに100億出して2本立ての世界興行4年のツアーは、最も日本的で効果・効率・効能のいい映画ビジネスを装った実は招致のプレゼンテーションだと思うけどなぁー。従来のような効率の悪い事を何もしなくていい単純明快。今回の費用より50億も安上がりで、宣伝効果は計算できないほど。しかも投資した100億が何倍にもなって帰ってくる。世界中の劇場で、世界中のメディアで、世界中のネットショップで、世界中のブログで、映画に関連する様々な商品と情報が永続的にネ。だから広告マンも、招致委員会も、都知事も、側近も、まったく知恵が無いと思わざる得ない。こんな映画なら、投資したい企業はわんさか。配給・興行したい企業は世界にわんさか。もう計画段階で勝利は確信の究極のプレゼンでありジャパンカルチャービジネスだ。こうなりゃ、都民の税金もゼロでできちゃうし、これには市民と言う名の旧左翼系過激派の支援受けた何でも反対派だって文句は言えまい。
皆さんいかがでしょう。次回は即この戦略で。プランお売りします。お安くネっ。とにかく世界中の子供たちから大人たちまで東京オリンピックを口ずさまざる得ない、日本にしか出来ない究極の地球商法ここにあれ!そんでもって、2作とも世界の映画祭でダブル受賞なんて日にゃー。どうしましょ。もう笑いが止まらない。してやったりで。知恵の技あり一本勝ち〜 いや日本勝ちさー。どうでぇ MIJ はさっ。
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