2009/10/28

豪華にも「メタリック農家」と「毛皮族」



かねてより、今一押しの劇団と騒いできた通称「メタ農」巷間「メタファー」と呼ばれる「メタリック農家」。当ブログでも、再三あつかってきたけれど、この1年で人気急上昇。チケットも昨年同月の定期公演から1000円も上昇する高騰ぶりだ。といっても元値が2500円(前売り)だから、3500円になっても若者価格で安価ではあるが、今一番、お値打ちある旬かもしれない。この先、確実に10000円級の大物になる予感だから。そして前作の「」(2009年5月)からわずか数ヶ月で、主宰者であり脚本家であり女優である葛木英(くずきあきら)は、映画、小説、他劇団の脚本・演出、CM、テレビドラマ、ラジオ番組と、仕事が激増。とうとう業界に火がついちゃった感だ。この先ひかえた映画の公開と小説の出版時には、いよいよテレビに追いかけられる時到来の様相。すでに彼女のエージェントも、ウェブをリニュアルし、今まで自由奔放だったブログにも発言に注意を促した模様。旬の才能、時代の申し子は足が速い。クリエーターのマスデビューとしては、26歳は適時とも言えなくないが。未来が頼もしい80年代女子だ。

第13回定期公演「累類(るいるい)」12月4日~7日@下北沢駅前劇場 。いよいい10月31日チケットが発売。今作は、小劇場界・グラビア界・映画界などバラエティ豊かなキャストによる、「映画」「舞台」のメディアミックスな5本立て!すでに小説化が決定した記念公演 [葛木英、本気の短編映画+舞台集]との事。今回も即完売で入手困難なプレミアになりそうだ。また、人づてに頼まなきゃかなぁー。


堤幸彦も絶賛した前作「」。2003年に19歳で立ち上げた劇団「メタリック農家」に豊作をもたらした。本当に毎回、面白い。ぜひ一度、ご体感を。お値打ち価格のこの旬に。
P.S.下北沢駅前劇場では、メタリック農家の「累累」の前が葛木英の先を行く、江本純子率いる毛皮族社会派すけべえと、2週連続、見逃せない東京最前線の舞台が続く。

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