2009/11/12

ぬくい午睡にうっとり



写真は1997年のラルフ・ローレン「Home Collection」A4、3つ開きのカタログ。ローレンのインテリア部門では、「CITY」と名付けられたNYのペントハウスを意識したアーヴェインなシリーズと、この「LOGDE」と名付けられた週末の山小屋をイメージしたカントリーライフが大好きだった。このニュージーランドでのスキーライフいかしてません?モダン&プリミティブで。そして、何と言っても決まり手は、彼女の右手が彼の前髪に触れて、彼の腰からわずかお尻のラインが垣間見える。この2箇所がこの写真をキメている。うっとりするロッジでのラブエスケープを。ぬくい午睡の気持ち良さを。&オサレーなのは、ベッドの下に無造作に脱ぎ捨てられているオフホワイトのジーンズ。履き古されて馴染んだ生成り。これはお洒落上級生ネ。ダメージ利かせたメイソンズのライダーパンツもイケそうだけど。


荒い木の高床に、切り出したままの無垢な丸太の太い柱。全面シースルーのピクチャーウィンドー。屋根は錆び付いた、そのまんまのH鋼。雪山に建つ潔いミニマルデザイン。洗練されたワイルド。おまけは、ちょっとくさいけどハスキー犬。ローレンらしいのは、古道具のような、不揃いのカウチや椅子のセレクション。これがニクイ。


当時、このシリーズのラグ、ベッドスプレッド、ブランケット、ピローケース、クッション、などなど買いそろえてたものの、今では、みーんなタロのベッドまわりに。彼の生活のために買いそろえたみたい。飼い主は無印の毛布にくるまる難民キャンプなのにさ。

0 件のコメント:

 
QLOOKアクセス解析