日本のファッション誌だって、ましてやカーマガジンで、これほどお金をかけるカバー撮りはありえない。まるで80年代。広告の黄金期のような楽しさ。だから「インターセクション」は今時イカしすぎてる。スペック&データーばかりの日本の車雑誌の草分け二幻社の CAR GRAPHIC や NAVI の萌〜には、とっくの90年代に飽きちゃったけれど。
INTERSECTION は、まるで60年代張りのセンスで80年代な羽振りの良さ。表紙のシューティングのためにここまでやるんです!お見事っす!アドヴァタイジング&カバーシューティングって、こうでなくっちゃ。まるでボーイズライフの再来だ。
COVER SHOOT,SUMMER 2007: SWIMMING WITH THE AUDI TT 3.2 V6
Audi Goes Swimming With Intersection
カバーを飾るのは、ラルフ・ローレンのモデルも務めるオーストラリア出身のグレイス・スモール。カルバン・クラインの真っ白な水着に、鮮やかなピンクのピンヒール。プールの中には惜しげもなく沈められたAUDI TT 3.2 V6。// CAR POOL // 「カノジョよりも車ばかり見ていると、そのうちカノジョは勝手に洗車してしまうかも」というタイトル通り、嫉妬した女性によって無惨にもプールに落とされてしまった水中のAUDI TTを10ページにわたるエッジの利いた写真とテキスト、ファション&デザインで特集する豪奢な編集。日本のファッション誌の貧弱さが悲しい。これ車雑誌なんですけど。日本の新建築がこれぐらい色っぽくシックになれたら、日本の建築デザインは俄然アートするのになぁー。色気のある編集者も建築家も皆無だからネー。二幻社でさえ衰退したんだから、車と女とファッションに血が騒がない野生味皆無の草食系男子には所詮無理な要求なんだろうけどネ。
Intersection Magazine 1969 Nissan Skyline 2000 GT-R
70年代デビュー当時のラビット・カブリオレのチョイスは秀逸。Nice Styleing, Car & Fashon.
cool magazine INTERSECTION
デイズド・グループによる季刊誌 Intersection UK(2002年創刊)は、まるで60年代のボーイズライフをむちゃくちゃお洒落にしたカーマガジン。大人になったボーイズライフね。
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