作品名「雪の結晶」アーティスト名「天」作品点数「物質の数×時間」
太古から未来永劫、どれひとつ大きさも形状も同じはない。見渡す世界は、見上げる宇宙は、同じものがどこにもない。散りばめられた途方もないクリエーションの数々。夜も昼も。雲も波も空模様も山景色も。虫も草も木も人も。地球は、宇宙は、天の作品だらけ。呆れるばかりのアーティストだ。所詮、一介の草と等しい「考える葦」の人は、ただただ「大天覧会」の広大な美のファンタジアに驚愕するばかり。おこがましくて己の作品など発表のしようもない。永遠に変り続ける一瞬の美の連続を、命ある限り楽しませていただく、天の創作したあらゆる物の中で、我々は唯一の贅沢な観客。お代も永代無料とは特権階級の幸。
永遠に変わり続ける作品のほんのひとつ「雪の結晶」。意志のない結果は美しすぎる。
永々の観賞権を与えられた「考える葦」の唯一の義務は「考える葦」を作る事のみ。
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