昨夜、遅ればせながら、やっとマドンナの初監督作品「ワンダーラスト」を観れた。Wondre Lust(ワンダーラスト)って、たぶん欲望って意なんだろうけれど、劇中の名台詞「善と悪はコインの表と裏のように背中合わせ」が、原題の Filth and Wisdom(堕落と賢明)を象徴していて、もうマドンナらしいキマジメな直球ムービー。ロンドンのフラットメイト三者三様の夢と現実。夢までの道のりと生きる現実とをタイトル通り往還するマドンナ流ヌーヴェルヴァーグ。80分ぐらいの長さがちょうどいい。映画の宣伝文句がこんなにピッタリなのも珍しい。マドンナ直々の「人生哲学書」。そして僕的には、やっぱりファッション。こちらもマドンナ直々に LE GRAND BLUE で調達しただけに親近感も見どこも満載。映画もさることながら、ぜひ飯倉交差点近くの「謎」妖艶なジャングルを探検して欲しいものです。夢を叶えるための現実がコインの裏表のように境目を見失い曖昧に麻痺していく様に学びあう青春。絶望と希望の間に生の真実がある。クールでコンサバ。マドンナそのものが「ワンダーラスト」。
2009/07/20
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